こんにちは、とほ山とほ夫です。
みなさんは、スニーカーの靴紐を一番上まで通しますか? 通しませんか?
私はきっちりと履きたいから靴紐は一番上まで通すわ。
僕はちょっとルーズに履きたいから一番上まで通さないな。
これはもう、人それぞれ、好みがあると思います。
人それぞれで全然OKです。
ただし、アディダスのスタンスミスは別です。
結論から言います。
スタンスミスの靴紐は、一番上まで通さないでください!
理由は簡単です。
スタンスミス氏が見えなくなってしまうからです↓
スタンスミスを愛する人たちには、共感してもらえると思います。
ただし、靴紐を一番上まで通した方がよい場合もあります。
どのような場合なのか、詳しく説明していきます。
さらにもう1つ。
スタンスミスの靴紐の長さは何㎝が正解なの?
という疑問に、スタンスミス愛用歴10年以上の私とほ山が、検証を踏まえて結論を導き出していきます。
- スタンスミスの靴紐を一番上まで通さない理由
- スタンスミスの靴紐を一番上まで通した方がいい場合
- スタンスミスの靴紐の最適な長さは何㎝か
書いているのはこの私
58歳ブロガー/無類のスタンスミス好き/スニーカーは10年以上スタンスミスしか履いていない/趣味のウォーキングもスタンスミスを愛用/現在のモデルで5代目/
スタンスミスの靴紐の一番上を通さない理由
スタンスミスの靴紐の一番上を通さない理由は、
スタンスミス氏の顔が隠れてしまうから!
これが最も大きな理由です。
靴紐を一番上まで通すと、スタンスミスのシンボルである往年の名テニスプレイヤー・スタンスミス氏の顔が見えなくなってしまうのです。
別に顔が見えなくてもいいんじゃない?
という人もいるかもしれません。
でも、スタンスミスをこよなく愛する人なら、スタンスミスのシンボルであるスタンスミス氏の顔を、いつでも見ていたいのです。
検証結果とともに、詳しく説明していきます。
1.スタンスミス氏隠れない
靴紐を一番上まで通すと本当にスタンスミス氏の顔は隠れてしまうのか、検証してみました。
一番上まで靴紐を通した画像がこちら↓
「adidas STAN SMITH」の文字はかろうじて見えるものの、その下にデザインされているスタンスミス氏は完全に隠れてしまっています。
か、悲しい…。
次に、靴紐を一番上の穴に通さずに、上から二番目の穴まで通して結んでみます。
その画像がこちら↓
スタンスミスさん♡
「adidas STAN SMITH」のロゴも、りりしいスタンスミス氏の顔も、しっかりと見えます。
2.靴紐をほどかずに脱ぎ履きできる
スタンスミスの靴紐を一番上まで通さないもう1つの理由は、靴紐をほどかずに履いたり脱いだりできるというメリットがあるからです。
用事を済ませるためにほんのちょっと近所に出かけたり、レストランのお座敷席などで頻繁に脱いだり履いたりする必要があったりするような場面では、いちいち靴紐をほどかずに脱ぎ履きできる方が便利です。
スタンスミスの靴紐の一番上を通すのはこんな場合
スタンスミスの靴紐は、一番上まで通さない方がとほ山的にはおすすめです。
シュータンにデザインされているスタンスミス氏が、靴紐で隠れないからです。
ただし、スタンスミスの靴紐を一番上まで通した方がいい場合もあります。
えっ⁉ それってなんか矛盾してない?
…。要はケースバイケースで使い分ければいいのです。
では、どのような場合にスタンスミスの靴紐を一番上まで通すべきなのでしょうか。
分かりやすく説明していきます。
1.ウォーキングなど長時間歩く場合
スタンスミスの靴紐は、見た目的には一番上まで通さない方がスタイリッシュなのですが、機能性の面から見ると疑問符がつきます。
スタンスミスの靴紐を通す穴は、左右に7個ずつありますが、この7つの穴の数は、適当に決められたわけではありません。
長年のアディダスの技術開発の歴史から、
靴紐の穴は左右7個ずつが最適!
という分析結果に基づいて、この穴の数になったのです。
なので、スタンスミスは左右7個の穴すべてに靴紐を通すことで、その機能が最大限に発揮されます。
一番上まで靴紐を通した場合と、一番上を通さなかった場合、履き比べてみると結果は一目瞭然です。
ホールド感が全然違います。
一番上まで靴紐を通して結ぶと、きっちりと足全体をホールドしてくれます。
一方、一番上まで靴紐を通さなかった場合は、足に余裕がありゆったりとした履き心地になります。
ですので、ウォーキングなどスタンスミスを長時間履き続けるときには、靴紐を一番上まで通して、しっかりと靴紐を結ぶとよいでしょう。
とほ山もウォーキングをするときは、靴紐を一番上まで通してしっかりと結んでいます。
2.疲労を軽減したい場合
私とほ山は現役の新聞記者なので、いろいろな分野の専門家から話を聞く機会があります。以前、足や靴に関する専門家であるバチェラー(上級)シューフィッターの人に聞いた話を紹介します。
人は歩くとき、ひざや土踏まずの部分に思った以上に力がかかっています。そのため、衝撃をしっかりと靴で吸収する必要があります。ですので、歩行中の疲労を軽減するためには靴紐をしっかりと結び、足と靴を固定することが大事です。
バチェラーシューフィッターの話より
歩行中に疲れを蓄積しないためには、靴紐を足の甲の一番高い所でしっかりと結ぶことが大事です!
少し歩いただけなのに、すぐに足が疲れる。
という人は、スタンスミスの靴紐を一番上まで通して、しっかりと靴紐を結びましょう!
- スタンスミスの靴紐は、シュータンにデザインされたスタンスミス氏が隠れないように一番上は通さない。
- ただし、ウォーキングなど長時間歩行するときや足が疲れやすいと感じるときは、靴紐を一番上まで通してきっちりと結ぶ。
スタンスミスの靴紐の長さの最適解を検証
スタンスミスの靴紐の長さって、何㎝が正解なのかなあ…。
恥ずかしながら私とほ山は、長年スタンスミスを愛用していながら、靴紐の長さを気にしたことはありませんでした…。
これまでスタンスミスを5足履き続けてきましたが、いずれも純正の靴紐を使い続けてきたため、純正の靴紐が最適なんだと思っていました。
購入して5年以上たったスタンスミスです↑
ずいぶん靴紐も汚れています↓
靴紐を取り替えるこの機会に、検証結果を踏まえてスタンスミスの靴紐の長さの最適解を導き出していきます。
ちなみに私とほ山の靴のサイズは、26.5㎝です。
1.靴紐の長さの目安は穴の数による
一般的に靴紐の長さは、靴紐を通す穴の数に応じて変わります。
ただし、靴のサイズによって若干靴紐の長さも変わってくるので、あくまで目安です。
左右の穴の数 | 紐の長さ | |
---|---|---|
革靴 | 2~3個 | 50~60㎝ |
3~4個 | 55~70㎝ | |
4~5個 | 65~75㎝ | |
5~6個 | 75~85㎝ | |
スニーカー | 2~3個 | 55㎝ |
3~4個 | 65㎝ | |
4~5個 | 75㎝ | |
5~6個 | 90~110㎝ | |
6~7個 | 120㎝ | |
7~8個 | 150㎝ |
スタンスミスの穴の数は左右7個ずつなので、この表に照らし合わせると、靴紐の長さは120~150㎝になります。
ですが、どう考えても150㎝は長いと思われるので、今回は120㎝と130㎝の靴紐を用意しました。
この2種類で検証していきます。
ちなみに、スタンスミスの純正の靴紐の長さは、130㎝です。
2.120㎝の靴紐で検証
最初に120㎝の靴紐で検証していきます。
120㎝の靴紐を一番上の穴まで通したバージョンです。
純正の靴紐より10㎝短いので、一番上まで通すとキツいかなと思っていたのですが、ジャストサイズですね!
あれ? 意外でした。ちょうどいいですねえ。
次に、スタンスミス氏の顔が隠れないように、一番上の穴に靴紐を通さないバージョン。
一番上を通さないと、けっこう余裕をもって靴紐を結ぶことができます。
3.130㎝の靴紐で検証
次に、130㎝の靴紐で検証します。
スタンスミスの純正の靴紐の長さが130㎝なので、とほ山は130㎝が最適と予想していたのですが…。結果はどうなったでしょうか。
130㎝の靴紐を一番上の穴まで通したバージョン。
これはちょっと長いかもしれませんねえ…。
これまで、靴紐の長さなんてあまり気にしていなかったのですが、あらためて検証してみると、純正の130㎝はかなり長めに設定されているということが分かりました。
次に、スタンスミス氏の顔が見えるように、一番上の穴には靴紐を通さないバージョン。
かなり緩めに結んでいますが、それでも靴紐の先が地面に届きそうです↑
そして、実際に履いてしっかりと靴紐を結んだ状態がこちら↓
ずいぶん靴紐が余っているというか、もたついている感じがします。
実際にこの状態で歩いてみましたが、靴紐を踏んづけそうになってしまいました💦
【結論】スタンスミスの靴紐の長さの最適解は120㎝
スタンスミスの靴紐は一番上まで通さない?長さは何㎝が最適?まとめ
- 日常でスタンスミスを履くときには靴紐の一番上は通さない
- ウォーキングなど長時間歩くときは一番上まで通ししっかり結ぶ
- スタンスミスの靴紐の最適な長さは120㎝
スニーカーの靴紐を一番上の穴から通すかどうかは、人それぞれ好みがあると思います。
ただ、スタンスミスに関しては別です。
スタンスミスは靴紐を一番上の穴に通さないでください。
理由は、シュータンにデザインされているスタンスミス氏が隠れてしまうからです。
ただし、ウォーキングするときなど長時間歩くときは、靴紐を一番上まで通してしっかりと結ぶことをおすすめします。
また、スタンスミスの靴紐の長さの最適解も、検証を元に導きました。
結果、靴紐の長さは純正の130㎝より10㎝短い120㎝が最適との結果になりました。
この記事の検証結果を参考に、カッコよくスタンスミスを履きこなしましょう!